遺書のすすめ
住職蝶朝が大切だと思っていることは自分が生涯を終えると
「どういう風に見送ってほしいか」
を生前から決めておくことです。
「死」と「生きる」はセットです。「死」と向き合うことは「生きる」と言うことを考えることでもあります。
住職自身も自分の肉体が尽きた後どうしてほしいかというのは決めていますし、身近な人たちには遺書を書くことを勧めています。
遺書を書いておけば死生観が変わった時、自分がどう見送ってほしいかが変わったときは遺書を書き換えればいいんです。
そうすれば後に残された家族も困りません。1年に1回、日を決めて見直すのもいいでしょう。
もし今日あなたの肉体が今日尽きるとしたら家族はお困りになりませんか?葬儀は?お墓は?遺品は?残された家族の生活は?
いつそれが訪れるかは分かりません。
たとえ若くても自分のため残される人のために、どのようにして人生を終えるかを決めておくのも大切なことだと考えます。